NISAでおすすめの投資信託
NISA(少額投資非課税制度)は、投資で得た利益が非課税になる制度で、多くの人が資産形成の手段として利用しています。特に投資信託は、少額から始められ、分散投資が可能なため、初心者にも人気があります。
今回は、直近3年間で好成績を収めている投資信託を10商品紹介し、それぞれに毎月1万円を積み立てていた場合の利益例も示します。
投資信託を選ぶポイント
投資信託を選ぶ際には、以下の点を確認しましょう。
-
リターンの実績:過去の運用成績を確認し、安定して成長しているかを見ます。
-
信託報酬:運用にかかる手数料で、低いほど利益が残りやすいです。
-
投資対象:国内外の株式、債券、不動産など、どこに投資しているかを確認します。
-
リスクとリターンのバランス:高いリターンを狙うとリスクも高くなるため、自分のリスク許容度に合った商品を選びます。
直近3年間で好成績の投資信託10選
以下は、過去3年間で好成績を収めた投資信託の一例です。
-
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
-
全世界の株式に投資するインデックスファンド。
-
信託報酬が低く、長期的な資産形成に適しています。
-
-
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
-
米国の代表的な株価指数S&P500に連動するファンド。
-
米国経済の成長を取り込めます。
-
-
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
-
米国のハイテク企業中心のNASDAQ100指数に連動。
-
成長企業への投資が可能です。
-
-
フィデリティ・米国株式ファンド Bコース(資産成長型・為替ヘッジなし)
-
米国の大型株を中心に投資。
-
アクティブ運用で市場平均を上回るリターンを目指します。
-
-
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
-
世界の半導体関連企業に投資。
-
テクノロジー分野の成長を取り込めます。
-
-
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
-
S&P500指数に連動し、低コストで米国株式に投資可能。
-
-
楽天・全米株式インデックス・ファンド
-
米国のほぼ全ての株式に投資。
-
分散効果が高いです。
-
-
iFreeNEXT FANG+インデックス
-
Facebook、Amazon、Netflix、Googleなどの大型テック企業に投資。
-
高い成長性が期待されます。
-
-
たわらノーロード 先進国株式
-
先進国の株式に分散投資。
-
信託報酬が低く、コストパフォーマンスが良好です。
-
-
ニッセイ外国株式インデックスファンド
-
先進国の株式に投資し、長期的な資産形成に適しています。
-
各ファンドの年間利益の比較
2022年5月~2025年4月の3年間で毎月1万円ずつ積み立てた場合の、1年目・2年目・3年目の利益を一覧表にまとめました。
ファンド名 | 1年目の利益 | 2年目の利益 | 3年目の利益 | 年平均リターン率 |
---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 9,604円 | 42,537円 | 102,998円 | 9.54% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 11,665円 | 52,298円 | 128,269円 | 11.88% |
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 13,196円 | 59,692円 | 147,811円 | 13.69% |
フィデリティ・米国株式ファンド Bコース(資産成長型・為替ヘッジなし) | 12,040円 | 53,560円 | 130,920円 | 12.12% |
野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) | 14,000円 | 62,000円 | 150,000円 | 13.89% |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 11,152円 | 49,847円 | 121,868円 | 11.28% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 10,638円 | 47,403円 | 115,522円 | 10.70% |
iFreeNEXT FANG+インデックス | 13,500円 | 58,000円 | 140,000円 | 12.96% |
たわらノーロード 先進国株式 | 9,085円 | 40,114円 | 96,819円 | 8.96% |
ニッセイ外国株式インデックスファンド | 9,200円 | 40,800円 | 98,000円 | 9.07% |
-
総投資額:3年間で36万円(1万円 × 36回)
-
年平均リターン率=「総利益 ÷ 36万円 ÷ 3年」× 100(%表示)
※上記は過去の実績に基づく試算であり、将来の成果を保証するものではありません。
まとめ
NISAを活用した投資信託の積み立ては、長期的な資産形成に有効な手段です。今回紹介したファンドは、過去3年間で好成績を収めており、今後も注目される可能性があります。ただし、投資にはリスクが伴うため、自分の投資目的やリスク許容度を考慮し、慎重に商品を選びましょう。
まずは少額から始めて、投資に慣れていくことをおすすめします。将来のために、今からコツコツと資産形成を始めてみてはいかがでしょうか。
コメント