投資信託で毎月お金がもらえるって本当?
将来のためにお金を増やしたいと思ったことはありませんか?
そんなときに役立つのが「投資信託(とうししんたく)」という仕組みです。特に「毎月分配型」と呼ばれる投資信託を使えば、毎月おこづかいのようにお金を受け取ることもできます。
この記事では、投資信託で毎月分配金を受け取る方法をわかりやすく解説します。
そもそも投資信託ってなに?
投資信託とは、みんなから集めたお金をプロがまとめて運用してくれる商品です。
たとえば株や債券、不動産など、いろいろな資産に分散して投資してくれるので、リスクを減らしながら増やすことができます。
学校でいうと、クラス全員でお金を出し合って、先生が上手に使って増やしてくれるようなイメージです。
毎月分配型とはどんな投資信託?
投資信託にはいくつかの種類がありますが、「毎月分配型」はその名の通り、毎月「分配金(ぶんぱいきん)」という形でお金を受け取ることができるタイプです。
分配金とは、投資で得た利益の一部を持っている人に分けてくれるお金です。
毎月分配型のイメージ
投資信託を買う
↓
運用して利益が出る
↓
利益の一部を「分配金」として毎月もらえる
このように、投資信託を持っているだけで、定期的にお金がもらえるのが毎月分配型の特徴です。
分配金の仕組みを図で理解しよう
分配金の種類には主に2つあります。以下の表を見てください。
分配金の種類 | 内容 |
---|---|
普通分配金 | 運用で出た利益から支払われる本当の「もうけ」 |
特別分配金(元本払戻金) | 自分が出したお金の一部を返してもらっているだけのもの |
特別分配金は、実は資産が増えているわけではありません。お財布からお金を出して、戻してもらっているようなものです。
投資信託を選ぶときのポイント
毎月分配金を受け取りたいとき、どんな投資信託を選べばいいのでしょうか?
以下のポイントをチェックしましょう。
安定して分配金を出しているか
過去の実績を見て、毎月しっかりと分配金が出ているかを確認しましょう。
特別分配金が多すぎないか
資産を減らさずに受け取るには、普通分配金の割合が多い商品を選ぶのが理想です。
手数料が高すぎないか
購入時手数料や信託報酬(運用管理費用)が高いと、せっかくの分配金が目減りしてしまいます。
実際に分配金を受け取るには?
投資信託は、証券会社の口座を開設して購入する必要があります。
今ではネット証券を使えば、スマホやパソコンから簡単に始めることができます。
以下の流れでスタートできます。
分配金を受け取るまでのステップ
1. 証券口座を開設する
2. 投資信託を選ぶ
3. 金額を指定して購入する
4. 毎月、自動的に分配金が振り込まれる
銀行口座に毎月分配金が振り込まれるので、おこづかい感覚で楽しめるのがメリットです。
毎月分配型の注意点
毎月お金がもらえるのは魅力的ですが、注意点もあります。
-
分配金の金額は変動することがある
-
特別分配金が多すぎると資産が減っていく
-
元本保証がないため、価格が下がることもある
長期的に見て資産を増やしたい人には、「分配金なし(再投資型)」の投資信託も人気です。
まとめ 毎月おこづかいがもらえる感覚で投資を始めよう
投資信託を使えば、プロにお金を任せながら資産運用ができます。
中でも毎月分配型の投資信託は、毎月お金が入ってくるので「投資って楽しい」と感じる入り口としてぴったりです。
ただし、分配金の仕組みや注意点を理解して、自分に合った商品を選ぶことが大切です。
まずは少額からスタートして、資産運用の第一歩を踏み出してみましょう。
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